こんにちは!aoです。
今回は無垢床について。
わが家の無垢床について
わが家は1階、2階、ロフト(※一部の水廻りや階段を除く)すべてに無垢床を採用しました。
例えば1階だと回遊動線になっているのですが、玄関入って右廻り、リビング(階段下ヌック含む)、キッチンダイニング、ファミリークロゼットの床がオークになっています。
※ちなみに階段は突き板(表面数ミリだけ天然木)、トイレ・洗面所・脱衣所部分は、マーモリウム(天然素材を由来とするナチュラルなリノリウム床シート)を使用。
- 1階
プレイリーホームズ㈱ ドナオーク乱尺 幅115mm
オスモオイル塗装(クリア)スタンダードグレード PHFL0841(※品番は2022年当時、現在は変更) - 2階・ロフト
プレイリーホームズ㈱ カバ 幅120mm
オスモオイル塗装(クリア)ラスティックグレード PHFL1119(※品番は2022年当時、現在は変更)
参考:プレイリーホームズ㈱のカタログ「wood Do?」
※毎年更新されるようで、一部表記などが違う場合あり。ご了承ください。
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無垢床のメリット(選んだワケ)
わが家が無垢床を選んだ理由の大前提として、なるべく「自然素材にこだわった家に住みたい」というのがありました。
いくつかのモデルハウスや完成見学会などを見に行ったときに、無垢床の快適性(足触りの気持ちよさ、やわらかい感触や夏涼しく冬は冷えにくいなど)に感動して、絶対わが家も無垢床にしたいと思ったのです!
他にも、
- 経年変化で味わいが出てくる
- 木のにおいが良い
- 天然木ならではの調湿効果や足への負担が少ないことに期待
家族全員、できれば裸足で過ごしたい派としては、足触りのいい自然素材の無垢床をせめて1階と子供部屋にはチョイスするつもりで、家づくりにのぞみました。
オーク・カバを選んだ理由
ひとことで無垢床といっても、たくさん種類があるんですよね💦
樹種や板幅、硬さや塗装の種類など本当に様々で、例えば、硬さでいうとウォールナットやオークは硬め、スギやパイン、ヒノキはやわらかい樹種になります。
私もいろいろとネットで調べ、リビングはどれにしよう、2階の子供部屋はどうしようかなーと、かなり迷いました。
もちろん工務店の担当者に、人気やよく使われているものを聞くことはできるのですが、家の事情やインテリアのイメージによって、自分の家に合うかどうかが最終的に決めるポイントになりました。
サンプルも取り寄せてもらって、色比べたり、ふんで歩いてみたり、傷つけてみたりもしましたよ~笑
前の賃貸の白フローリングとのコントラストがすごい・・・
今無垢床でどれにしようかなぁと思っている方の少しでも参考になれば、、、
オークとカバの決め手となったポイントはこちら↓↓↓
- インスタなどでリビングに採用している方が多かったので、最初から候補
- ウォールナットなどの高級床材に比べるとまだ安価(※スギやヒノキ、カバなどと比較すると高め)
- 高級感があるイメージ
- 色合いが手持ちの家具に合う
- 目のような木の節がスギやヒノキなどに比べて少ない、目立たない
- 樹種が固めでおもちゃや重たいものを落としても傷がつきにくいし、目立ちにくい
板幅が広いほうが、ぱっと見の高級感や奥行が出るときいて、どうせならと1階のオークは最初130mm幅をチョイスしていたのですが、ちょうど2回目かな!?まだまだウッドショックの時期と重なっていたこともあり、130mm幅を手配できないとなり、最終的には115mm幅になりました。
当時は少しがっかりしましたが、その時の状況で仕方ないことでしたね、お値段はその分安くなったのでOK!
私の手持ちの家具はダークブラウンのウォールナットが多かったので色がけんかせずでしたが、オークは濃い色の家具にも、薄い色の家具どちらにも合いやすい色味だと思います。
- やわらかく足触りがいい、すべすべ(スギなどと比べると硬めな方)
- 子ども部屋に合いそうなナチュラルで明るい色合い
- 2階やロフトは節目が目立っても別によかったので、グレードを落として、1階のオークと比べると安価
- 1階ほど傷を気にしない(男子もいるので、もはや傷はあきらめる前提で)
→ただ、やわらかいスギほど、へこみ傷が目立たないかなと思っていた
子供部屋や寝室、フリースペースまでカバにしましたが、足触りがすべすべで本当にカバにしてよかったと思いました。やはりオークの1階よりもやわらかい感じです。
やわらかい県産のスギを使用したいという気持ちもあったのですが、もう一種類となるとコストや手間の面でもどうかなと思い、ロフトも2階と同じくカバにしました。
色々と落としまくっていますが、傷はもう付き合っていくしかないと、味わいととらえていこうと笑、わが家は思って(あきらめて)おります。
無垢床のデメリット
ここまで見ると、無垢床やっぱりいい!採用!と言いたいところですが、メリットばかりではありません。
デメリット↓↓↓
- 傷やへこみがつきやすく目立ちやすい(ミニカーや皿など落とすと、凹っと)
- 天然の木材のため、気温や湿度によって膨張収縮があり、板と板のすき間にゴミがはさまったりする
- 複合フローリング、合板や塩ビなどに比べて面積あたりの予算が高い!
→張替えなども工事費用が高い - 水染みの問題、水ぶきロボットが使えないなど、メンテナンスが面倒
天然の木材の調湿性はメリットなのですが、人によっては隙間が空いて見栄えが悪いとか、ごみがはさまって取れないのが嫌だとデメリットにもなりうるということです。
とはいえ、隙間については大工さんがその点も計算して張ってくれているので、わが家はそんなに狂いが出ていることはなく、1cmも2cmも空いているということはないです。ほんと数mm単位かなと思います。
大工さんの腕や樹種にもよるかもしれませんが💦
「へこんだ傷は水をかけてアイロンあてるといいですよ(収縮性で元通りになる)」という技も、工務店の方から聞いていたのですが、試しに1回やってみたあとは、一個一個やっていたらきりがなく、暇もなくやってません。
メンテナンスも、1年たってワックスでもかけようとか思ってましたが、なーんもしてません笑
が、1年ぐらいでは、個人的に傷も汚れも気になるほどではないかな、キッチンの水染みがよく見れば目立ってきたなぁと思う程度です。
ただ、私がズボラで気にしないタイプだからこその意見かも!?
あまり参考にならなかったら、ごめんなさい💦
わが家は一番下の子がすでに小学生になっていたこともあって、食べこぼしはそんなに気になることはなかったですが、これから生まれる、まだお子さんが小さい家庭は汚れや傷がもう少し増えるかもしれませんね。
まとめ
わが家では、デメリットを考えてもメリットの方が優位になったので、無垢床に後悔はありません。
静電気などもなく、ごろごろと寝転がって、木のにおいや温かみを感じられる最高の床材!と思っています。
ただ、やはりデメリットの部分が我慢できない、暮らしていて絶対に気になるだろうなという方は、リビングや玄関だけ無垢床になど部分的な採用、または別の床材フローリングを検討してみてもいいかもしれませんね。
例えば、リビングダイニングで食べこぼしや、おもちゃで遊ぶことが頻繁な赤ちゃんや小さいお子さんがおられるお家では、塩ビ木目調のシートを採用するなど。
今は、塩ビでも本当の木のように見えるものもあるようです!
塩ビは嫌だという方は、挽き板(天然木が数ミリ表面張ってある複合フローリング)や突き板(よりもさらに薄くスライスした天然木を張り合わせてつくる複合フローリング)も、天然木の風合いを感じられて、おすすめです。
床暖房を入れたい方は、樹種は限られるかもですが、今は対応する無垢床もあるとのことでしたので、工務店に確認してみてくださいねー。
私は、子どもが小中学生ということもあって、積み木やミニカーを落とされて傷だらけ💦とか、食事を盛大にこぼされて泣く💦時期を過ぎた時点での新築だったからこそ言えることかもですが、お子さんがいる家庭にこそ、無垢床をおすすめしたいなぁと思います。
なんといっても自然素材、裸足で歩くのが気持ちいいから!!
傷や面倒なメンテナンスより、裸足で走り回れる方がいい、経年変化も味だ!というご家庭はぜひ~。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。